なぜ??パイロットの飲酒が無くならない理由を分析してみた

日常

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さて、今回は時事ネタです。最近、航空会社のパイロットの飲酒問題がよく起きてませんか?国の基準では乗務開始8時間前からの飲酒を禁止しており、JALではさらに厳しく12時間前より飲酒を禁止していました。

昨年10月、ロンドンでJALの副操縦士が現地法令の約10倍のアルコールを検知され逮捕された件を受け、JALではさらに24時間前の飲酒を禁止していました。

なのに!

昨日のニュースで、JALの副操縦士がまた乗務前のアルコール検査で引っ掛かったと発表。その前日に、御巣鷹山の墜落事故から34年経過したことを受けて、 JALの社長が飲酒問題の撲滅を誓ったばかりでした。。。

なぜパイロットの飲酒は無くならないのでしょうか?パイロットになるまでに相当難関な試験をくぐ抜け、さらに大変な訓練を積んでやっとパイロットになったのに、飲酒で人生を狂わせてしまうのはなぜなのでしょうか?

今回は、パイロットの飲酒が無くならない理由を考察してみたいと思います。

意志力が弱い?

仕事の前にお酒を飲んではいけないと決まっているのに、飲んでしまう。僕が考えるに、これは明らかな意志力の欠如だと思います。

意志力」とは、何かを成し遂げる力。仕事で言えば、自分に課されたタスクを成し遂げる力と言えるでしょう。パイロットでいえば、自分の乗務するフライトでお客様を安全に目的地へ送り届けるという目標、これを達成するための力でしょう。

意志力が弱ってしまうと、未来のことを考えられなくなり、自分のコントロールができず、ネガティブな行為に走りやすくなります。パイロットの飲酒は、衝動からくる誘惑に意志力が勝てなかったパターンですね。

皆さんだって仕事をする前、ふつうお酒は飲まないですよね?我慢できますよね?パイロットなんてましてや人命を預かる仕事でもあるのに、どうして我慢できず酒を飲んでしまうのか。。。それは意志力が弱いからなんじゃないでしょうか。

飲酒をしてしまったパイロットに意志力=ウィルパワーが欠けてしまったのはなぜか?理由を、考えてみたいと思います。

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選択の連続でウィルパワーが減る

ウィルパワーは、選択を繰り返すことで減っていくと言われています。身近な例で行けば、

  • 「今日はどんな服を着ていこう?」
  • 「夕飯は家で食べるか、外食にするかどっちにしよう?」

とかの選択です。こういう選択をする機会が多ければ多いほど、ウィルパワーは消費されていきます。あの有名なスティーブ・ジョブズは、日常生活から無駄な選択を極力減らすよう心がけていたそうで、彼の服がいつも同じなのは、毎朝どんな服を着るかであれこれ悩まないようにするためだったそうです。

日々の暮らしから無駄な選択を排除すること、これがウィルパワーを持続させるためのポイントです。

パイロットの場合はどうでしょうか?パイロットの仕事は、それこそ選択の連続です。

  • どの高度で飛ぶか?
  • シートベルトサインはいつ点けるか?
  • 前方に広がる雨雲を避けるにはどの飛び方が最適か?
  • もし目的地の空港が閉鎖されたら、どのタイミングで進路変更するか?

などなど、パイロットの業務は複雑多岐に渡り、常に選択に迫られると言っていいでしょう。だからこそ、ウィルパワーが消費されやすい。しかも人命を預かっているわけで、選択肢のひとつひとつを慎重に選ぶ必要があります。だからこそ、ウィルパワーが我々一般人と比べて消費量が大きく、飲酒を我慢できなくなってしまうパイロットがでてきてしまうんじゃないでしょうか?

ウィルパワー以外に考えられる理由

選択の連続でウィルパワーが消費されてしまう、それで飲酒の誘惑に耐えられなくなる。これ以外に理由は考えられるでしょうか?

一つ考えられるのは、パイロットの仕事が座りっぱなしであること。

パイロットは基本2人1組になりコックピットで操縦を行いますが、国際線とかになると何時間も座りっぱなしなことが多いようです。コックピットという狭い空間で、計器やレーダーに注意しながら座りっぱなしというのは、明らかにメンタルへの悪影響がありそうです。

タスマニア大学の研究結果によると、精神的苦痛と座りっぱなしであることの間には重要な関係性があります。

1日に6時間以上座っている人は、1日3時間以下しか座っていない人に比べて、不安や抑鬱の慢性的症状が悪化する傾向にあるという研究結果が得られたといいます。

パイロットは立ったまま操縦するわけにはいかないので、どうしても座る時間が長くなる。座る時間が長くなると精神的苦痛が溜まりやすくなり、結果飲酒に走ってしまう。こういう関係性があるんじゃないでしょうか?

飲酒パイロットを減らすには?

ここまでつらつらと書いてきましたが、乗務前の飲酒を我慢できないパイロットが後を絶たないのは、

  • 業務上、選択を迫られる機会が圧倒的に多く、ウィルパワーが消費されやすい
  • 業務上、座りっぱなしが多く精神的な悪影響が大きい

というのが考えられると思います。では対策はどうすればいいのでしょうか?

消費されてしまったウィルパワーを回復させるには、ナッツを食べるのが効果的です。こまめにナッツを摂ることで、脳に栄養を補給しウィルパワーを回復することができます。ローズマリーも、脳への血流に作用し、ウィルパワーが回復すると言われています。

航空会社は、乗務中または乗務後のパイロットに対して、ナッツやローズマリーの摂取を義務付けるのはいかがでしょうか?(笑) 

さらに対策として考えられるのは、運動です。運動は人の感情をポジティブにする働きがあり、慢性的なストレスの影響を長期的に緩和してくれ、血糖値も安定するので精神も安定します。

ジョージア大学で行われた運動と脳の研究によると、20分の軽い有酸素運動をしただけでも、その後の3~4時間は認知能力や行動力、考察力が高まることが分かっています。

非常に大きなストレスがかかるであろうパイロットですが、運動を習慣化するよう会社側がサポートして、うまくストレスを発散できるようにしてあげるのがいいのではないでしょうか。

個人的にあとおすすめなのは、瞑想です。人間の脳は放っておくと、過去や未来のことを考えようとしてしまいます。そして脳の疲れは、過去や未来から生じます。終わったことを気に病んだり、まだ起きてもいないことを不安に思ったり、とにかく心が”いま、ここ”にないために、脳は疲れを感じてしまう。

瞑想は、過去や未来からくるストレスを少しでも軽減してくれます。毎日5分でもいいから、継続して瞑想をすることでストレスへの対処がうまくなると思います。航空会社からパイロットに支給しているスマホやタブレットがあるなら、そこにデフォルトで瞑想アプリを入れておいたらいいんじゃないですか?

【関連記事】
組み合わせ自由!リラックスサウンドアプリで瞑想イージーモード

こんな映画も

パイロットの飲酒関連で、デンゼル・ワシントン主役のこんな映画があります。

【タイトル】
フライト(2012年)


この映画は、まさにパイロットの飲酒を扱った映画です。主人公の機長が、制御不能となった旅客機を背面飛行させ地上への胴体着陸を成功させ、乗員乗客102名のうち、96名が生還します。この機長は「奇跡のパイロット」として一躍時の人となりますが、事故調査委員会によって、この機長の血液からアルコールが検出されてしまいます。通常ならば生還不能とされる状況で、多くの乗員乗客を救った英雄となるはずの機長ですが、飲酒して操縦したとして過失致死罪が適用されれば、終身刑になってしまう。。。果たして機長の処分はどうなるのか?事故の責任の所在をめぐる攻防が描かれた、かなりおすすめの映画です。よかったら鑑賞してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?パイロットの飲酒問題は、旅行や出張で飛行機を利用する僕たちにとってダイレクトに影響してくる問題だと思います。

少しでもパイロットの負担を和らげてあげるような心理学的な施策を、航空会社が導入するようになるといいですね。

それでは今回はこの辺で!また次回お会いしましょう!バイバイ!

【参考文献】

  • 最高の休息法(久賀谷亮 著)
  • 自分を操る超集中力(メンタリストDaiGo 著)
  • 運は操れる(メンタリストDaiGo 著)

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