日常

上海のマッサージ店で軟禁された話

こんばんは!

今日も歯医者でした。先ほど麻酔が切れていま痛さと戦っております。寝れるかな。。。

さて、皆さん誰しも絶体絶命のピンチを経験されたことはあると思います。自分ももちろんあります。今日の帰り道、ふと自分が死ぬんじゃないかと思った経験を思い出しました。それは、

上海のマッサージ店で軟禁された経験

です。

今回は皆さんが上海のマッサージ店で軟禁された時の対策をお教えします。

客引きにまんまと引っかかる

一昨年、1人で上海へ旅行しました。旅行資金は、「10万円貯まる本」で貯めて行きました。この本については別で記事を書いているので、よかったら読んでみてください。

10万円貯まる本で貯金生活イージーモード

まあとにかく、僕はこの10万円を握りしめて上海旅行へ旅立ったわけです。そして旅も最終日。上海、南京、上海という旅程で1週間くらい滞在してカラダが疲れており、マッサージを受けたいなという思いで町の中心部を歩いておりました。

中心部とは、上海の南京東路。昼間の写真はこんな感じです。

僕が南京東路にくりだしたのは夜でしたので、ネオンが輝く町になっておりました。

通りを歩いていると、50代くらいのおばさんが僕に話しかけてきました。「オニイサン、マッサージアルヨ。40プン200元デイイヨ。スグソコ。ワカイコ、タクサンネ。」

40分で3,000円くらい。うーん、どうしようかなあと思って歩いてると、ずっと横について勧めてくるんですね。僕は少しだけ中国語が話せるので、おばさんと値段交渉をして2,500円くらいにしてもらい、ついて行くことにしました。

今思えば、なんでついて行ってしまったんだろうという思いでいっぱいですが、その日は疲れていて、次の日には日本に帰るしちょっと隙があったのかもしれません。

スポンサーリンク

全然たどり着かないマッサージ店

おばさんといっしょにテクテク歩いてましたが、店に全然辿りきません。「スグソコ」って話だったのですが、かれこれ10分くらい歩かされました。着いたのは大通りに面した10階建てくらいのマンション。

こんなところにマッサージ店?と思いながらとりあえずマンションに入り、6階に案内されました。するとそこにはビリヤードとかマッサージチェアが置いてある大きな広間で、奥にマッサージ用の部屋がありました。

部屋はカラオケボックスみたいな感じのつくりで、壁にドアが並んでて1つ1つの部屋に簡単なソファと台が置かれています。10人くらいで飲み会ができるくらいの広さはあります。

僕は部屋に通されると、このお店で1番おすすめのマッサージ師を案内されました。20代の若い女性で若干セクシーな服装を着た格好をしていました。

「ちょっとなんかやべえぞ?」

と思いながら、お金を払いマッサージを受けました。。。

大男の登場と軟禁の開始

さてマッサージが終わり、帰る時間になりました。言っておきますが、マッサージは健全なマッサージですからね?笑

帰る支度をしていると、最初の客引きおばさんが出てきて、ポイントカードを作るからもう少し待ってといいます。いやいや、観光客だしもう来ないからいらないよというと、いいからもう少し待ってといいます。

この辺で違和感を感じ、変な汗が流れてきてます。

まあいいやと思い支度を完了して部屋のソファで待ってると、、、

「Hey You Sit DOWN!!!! You pay money OK!!???」

と大声をあげながら、ひとりの青年が入ってきました。例えるならドラえもんのスネ夫を実写化したような感じ。英語ができる身長170cmくらいの青年です。僕より年下でした多分。

衝撃だったのはそのあと。スネ夫の後ろから、僕の身長をはるかにこえる超大男が部屋に入ってきたんです

ちなみに僕は身長180cmありますが、その大男は190cmくらいあったんじゃないですかね。しかも筋肉はモリモリ。中国のザ・ワルって感じプンプン出しながら入ってきました。描写するならこんな感じでした。

大男を見たとき、素直に思いました。

「あ、俺、終わった。」

ここまでの状況を整理しましょう。

  1. 客引きに連れられ、どこかのマンション内のマッサージ店へ
  2. 約2,500円払い、若干セクシーな格好をしたお姉さんからマッサージを受ける
  3. 帰ろうとすると、部屋に英語ができるスネ夫と、その後ろに超大男が入ってくる
  4. 僕に対して、「Hey You Sit DOWN!! You pay money OK!!!??」

必死の抵抗、逃亡失敗

いきなり部屋に入ってきて、「Hey You Sit DOWN!!! You pay money OK!!??」ですからね。冗談じゃない。こっちはもうお金を払っている。それをしっかり伝えました。しかしスネ夫は譲らず、続けます。

「You got sexy massage so you must pay more!!! OK!!??」

お姉さんにマッサージを受けたのだから、もっと払えと。ふざけんなwwwww 向こうが勝手に選んだお姉さんにふつうのマッサージを受けただけなのに、なぜお金をもっと払わないといけないのか。

しばらくの間、押し問答が続きました。しかし結果は変わらず、お金を払えと。ちなみに向こうが請求してきた金額、いくらだったと思いますか?

5万円です。

ふざけんなwwww そんな大金なんて持ってない。それをずっと主張しましたが、向こうは譲らない。

そうこうしているうちに、マッサージの部屋の鍵を閉められ、さらにその前に大男が立ちはだかりました。これで部屋には僕と、スネ夫、大男の三人で、さらに大男によってドアがガードされている状態になりました

スネ夫は、徹底して僕を追い詰めます。まず、スマホをいじるなと。助けを呼ぶのを防ぐためスマホを机の上に置くように言いました。この辺から僕は身の危険を本格的に感じ始め、素直に従いました。

さらに、財布の中身を見せろと言ってきました。

やばい。

財布を見られたらクレジットカードがあるのがばれる。クレジットカードがあるのがバレた使われてしまう。。。超焦りました。

しかし、ここで思い出します。クレジットカードは落とさないよう、持ってる長財布の隙間にぶち込んで見えないようになっていたことを。「頼む。見つからないでくれ」と思いながら、財布を見せました。

ちなみに素直に財布を差し出したのは、もう恐怖で抵抗できなかったからです笑 これ以上抵抗したら、何をされるかわからない。ここからいつ出られるかもわからない。事件になったら大変だ。色々な思いが頭を巡ってました。

バックにもっとやばい連中がいるんじゃないか、もし抵抗して負けたらさらにやばくなる。。など色々考えておとなしくしていました。ちびってはいないです。

結果クレジットカードの存在がバレることなく財布が返ってきました!

有り金はもう1,000円くらいだったので、向こうはやっと僕にお金がないとわかりました。しかし、それでも全然解放してくれません。

スネ夫退出、大男と2人きりに。

スネ夫はこの現状をボスに伝えに行くのか、一旦部屋からでていきました。ただ、ドアの前には相変わらず大男が立っています。再度、登場してもらいましょう。こんな感じです。

僕はあれこれ考えました。

  • 何とか説得して許してもらう
  • ホテルにお金があると言い、一緒にホテルまで行く途中で逃げる
  • 銀行でお金を下ろすといい、一緒に銀行まで行く途中で逃げる

この3択しかありませんでした。ですが、逃げるにしても足が震えている可能性があり逃げ切れない場合もあると思っていました。小学校でずっとリレーの選手でしたが、僕の足は信じていいのか?と思いました。

そうこうしているとスネ夫が帰ってきました。主張は変わらず。お金を払えと。払えないならここから出さないの一点張りでした。さらに、お前は日本人か?と聞かれ、日本の悪口をたんまりと聞かされました。主には歴史の話でした。ドアの前に立っている大男が南京出身だそうで、日本が大嫌いだと。お前は歴史を知っているかと聞かれました。

僕は答えました。

「知っている」と。

そう、僕、この日の前日に南京の歴史博物館に行ってたんです。そのときに撮った写真もたくさんありました。僕はここで勝負に出ました。

僕は中国が大好きだ。中国語を勉強しているのも、中国が好きだからだ。歴史も尊重しており、昨日は南京に行った。博物館も見た。君たちが持つ日本人のイメージは悪いかもしれないが、一応僕は君たちの歴史と言語を学び、尊重している。。だから僕を信じて、一緒に銀行まで連れて行って欲しい。

もう今までの人生で1番頭をフル回転させましたね!!!!

入試の時よりも頭使いました。自分が知ってる中国語と英語をおりませながら、身振り手振りで説明しました。もう必死でした。もちろん、僕は中国は好きですし中国語を勉強していたのも中国人と仲良くなりたいと思っていたからです。

日本に帰れるか帰れないかの瀬戸際でしたので、もうそれはそれは必死。

僕が前日に南京に行った写真を見せたところで、、大男の態度が変わり始めました。そして何回かスネ夫と大男が相談し、スネ夫がまた部屋を出て行きました。。。

説得成功。部屋を出ることを許される

スネ夫がボスか先輩に相談したか知りませんが、スネ夫が戻ってきて僕に言いました。

「一緒に銀行へ行ってやる。お金を下ろせ」と。

よし、これで外へ出れる!!!僕はスネ夫、大男とともに部屋を出ました。僕を騙して店に連れてきたババアは部屋の外のソファにいました。ちきしょう、覚えてろ。という目つきで睨みました。

マンションから外へ出た記憶がはっきりしないのですが、スネ夫と大男と並んで通りを歩いたのは覚えています。そこから中国銀行のATMまで向かいました。道中、逃亡しようとは思いませんでした。もう疲れ切ってて、走ったら確実に追いつかれる。何ならATMまでとりあえず行こうという気分でした。

ATMで日本のキャッシュカードぶちこみ

たぶんスネ夫も大男も頭が悪いのか、僕がATMで引き出せるカードを持っていると勘違いしていたと思います。僕はクレジットカードは財布の奥底に隠してあったのでバレることなく、ATMではみずほ銀行のキャッシュカードをぶち込みました。

当然、中国なのでお金を下ろすことはできません。

スネ夫にみずほのキャッシュカードを取られてATMでトライさせられましたが、もちろんだめ。そうこうしているうちにスネ夫も諦め、結局僕の財布に入っていた100元札を持って行ってしまいました。

そう、僕は解放されたんです!!!

長かった。解放まで2時間くらいかかりました。

解放された直後は茫然自失。徐々に落ち着きを取り戻すと、日本にいる友人に電話して一部始終を話しました。そのあとは、トボトボ宿泊していたホテルへ帰りました。いやー怖かった。

ぼったくりからの学び

今回は中国・上海のマッサージ店という完全アウェーな場所でのぼったくりという、なかなか経験値の上がる体験をしました。自分が習ってきた空手も、いざとなると使うことさえできないというショックを味わいました。

今回のぼったくり体験で皆さんに共有できる学びは、こんなところでしょうか?

  • 中国の客引きには付いていかない
  • 海外旅行時はクレジットカードを財布とは別に持っておく
  • なんかおかしいな?という自分の直感を信じる

会社や外務省のお世話にならなくて済んで本当に良かったです。ラッキーでした。皆さんも中国へ旅行される際には、僕みたいに客引きにホイホイついていかないようにしてください笑

そして、いざという時のために財布やカードの管理は徹底しておきましょう。

熱が入って長々と書いてしまいすいません。今日はこの辺にしましょう。
明日の皆さんの人生がイージーになりますように。

スポンサーリンク

-日常

Copyright© ボビログ - Bobby Maihama- , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.