あなたはヘリコプターに乗ったことがありますでしょうか？
僕は人生で1度だけあります。
2021年の父親への誕生日プレゼントとして、家族を招待し乗ってきました。
父と母は新婚旅行でハワイに行ったんですが、そこでヘリコプタークルーズを予約していたんですね。
ただ悪天候でフライトがキャンセルになったようで、父親にとってかなり心残りだったそうです。
「あのとき、悪天候でヘリ乗れなかったんだよなぁ。ﾁｷｼｮｳ」
TVでヘリコプター遊覧の映像が流れたりすると、このフレーズが父の口から飛び出します。
僕自身、高いところからの景色は大好きです。
「せっかくの父親の誕生日、この際ヘリコプタークルーズプレゼントしちゃうか！」
ということで、やっちゃえNISSAN精神でヘリコプタークルーズを予約しました。
インターネットからヘリコプタークルーズを予約
ヘリコプタークルーズの予約は人生初めてでしたので、わからないことだらけ。
とりあえずGoogle検索で調べまくり、よさそうなサイトにたどり着きました。
僕が予約したサイトはこちらです。
プランが色々あって悩みましたが、僕が選んだのは、東京湾岸＆横浜の2エリアをフライトする40分間のフライトプランです。
せっかくだからなるべく長時間のフライトがいいなと思い、そして景色がよく見えるようお昼のフライトがいいなと思い、このプランにしました。
こちらのプラン、3名で貸切ることが可能です。
僕は父と母を連れて行ったので、ちょうど3名でヘリは貸し切り。
お値段は、11万9,000円でした（キャー!!）
新木場駅から東京ヘリポートへ
さてヘリコプター搭乗当日になり、両親と一緒に家を出発。
目的地はJR京葉線の新木場駅です。
舞浜駅から2つ隣の駅ですね。
新木場駅からタクシーに乗り、ヘリポートに向かいます。
ヘリポートまでは約10分。
ヘリポートは警備が厳しく、周辺の撮影が禁止されていました。
なので写真は撮れず涙
ヘリポートの施設に入ると、
- セキュリティ検査
- 搭乗前の説明
という流れで進みます。
特に印象的だったのが、フライト前に記入する同意書。
ヘリ遊覧中に何か事故があったときの、詳細な取り決めが書かれた同意書ですね。
ヘリコプターを予約したのを後悔するような、不吉な内容がたくさん書かれていました（笑）
同意書に一筆サインし、あとはヘリの準備完了を待ちます。
ヘリコプター遊覧を楽しむ若者たち
僕たち家族が控室で待機していると、前の便でフライトをしていたグループが帰ってきました。
彼らは僕と同じくらいの年代。6人の団体で、3人ずつに分かれてフライトを楽しんできたようです。
フライトのコースはおそらく13分のお試しコース。
3名で3万9,600円のコースなので、1人1万3,000円ほど。
1万円ちょっと払ってヘリコプター遊覧体験ができるなら、かなりコスパいいですよね。
休日にヘリ遊覧を楽しむ同世代がいることを知り、びっくりした瞬間でした。
東京・横浜ヘリコプター遊覧開始
ヘリコプターの準備が完了し、ついに僕たちの番になりました。
ヘリポートに出ると、そこには思ったよりも小さなヘリが1機。スタッフの手を借りてヘリに乗り込みます。
公式サイトより引用
父の誕生日プレゼントだったので、父が前の座席へ。
僕と母親は後部座席に乗り込みます。
ヘリポートの安全上、まだ撮影は許可されません。
ヘリが完全に飛び立ってからでないと、撮影してはいけないようです。
ヘリ搭乗中は翼の回転音がすごい大きいため、会話はヘッドセットを通じて行います。
このヘッドセットを通じて、無線のように会話するんですね。
両親とヘッドセットで会話するのは人生初めてでしたので、不思議な体験でした。
パイロットの方から安全に関する説明を受けたのち、僕らを乗せたヘリコプターは早速離陸スポットに向かいます。
ヘリコプターは地面から少し浮いた状態で、離陸の滑走路へ向かっていきます。この時点で興奮して鼻血出そうでした。
「それでは出発です」
パイロットの一声と同時に、ヘリコプターはぐんぐん舞い上がり大空へ。
飛行機の離陸の瞬間とはまた違う感覚です。
あっという間に高いところまで飛び立ってしまい、ヘリは東京湾岸に向かってぶち進んでいきます。
フライト中は自由に撮影できる
ヘリコプターの遊覧中は、写真や動画を自由に撮影することができます。
当日僕が撮影した写真をご紹介します。
六本木ヒルズ上空
スカイツリーと東京タワー
テンションの高いヘリコプターパイロット
僕が今回体験したのは、東京＆横浜をめぐる40分間のフライトコース。
このコースはなかなか予約がないようで、久しぶりのフライトだったのかパイロットの方も嬉しそうでした（笑）
「今日はちょっとサービスで！」
とか言いながら、コースにはないスポットも飛行。
東京湾岸のコースなのですがスカイツリーまで飛んでくれて、スカイツリーの展望台の少し上あたりを1周してくれました。
このパイロットがもし途中ぶっ倒れてしまった場合、僕たちのヘリはおしまいです（笑）
「もしぶっ倒れたらどうやって操縦しよう」
そんなことを頭の片隅で考えつつ、40分間のフライトを終えました。
舞浜・ディズニー方面
記念日におすすめの東京ヘリコプター遊覧
今回体験したヘリコプタークルーズ。
お値段は決して安くありませんが、一生に一度の体験にはかなりイイです。
人生でなかなかできない体験だと思いますし、ずっと思い出に残ります。
父親もうれしかったようで、TV中継でヘリコプター上空からの映像が流れる度に
「あ！ヘリ！」
って指さして叫んでいます（笑）
大切な人との記念日に、ぜひヘリコプタークルーズを活用してみてください。